優しくして優しくされたい

君を形容する言葉を探してる

岡安浬という伊野尾慧

映画「ピーチガール」を観て来たら、細々とやっていた伊野尾担の血が騒いで黙っていられなくなったので書き残しておきます。ネタバレはないように気を付けたのですが、気になる方は当記事の閲覧をお控え下さい。









家でカバンに入れるハンカチを選ぶ時に少し考えた。伊野尾くんの映画初主演に感慨深さのあまり泣いてしまうかもしれない。そう思ったけれど、あのコミカルなCMからは予想出来なかった。まさか開始30分からずっと泣き続けるなんて。だから映画が終わる頃には私の小さいタオルハンカチはビショビショで使い物にならなくなっていた。あの時ハンカチ選びに悩んだ私よ、お前が正しい。元々ドラマや映画に感情移入しやすいタイプではあった。しかし、それ以上に私が涙した理由は、スクリーンにいた岡安浬があまりにも伊野尾慧だったからだと思う。


カイリは山本美月さん演じるももちゃんのことが大好きな学校一のモテ男で、ももちゃんと目が合うとウインクをしたり、好きすぎるあまりマーキングをしてみたりするようなお調子者。そして、恋敵のとーじに『もものこと本気なのか』と聞かれて、どう考えても本気とは思えないアイドルスマイルで『ほんきだよ♪』と小首を傾げて答える掴みどころのない男。
そう、平成の高田純次と呼ばれ、雑誌のインタビューで好きな女の子の服装を聞かれるとそのインタビュアーの服装をそのまま答えるようなHey! Say! JUMPの伊野尾慧にそっくりなのだ。

それでいてカイリはももちゃんの笑顔の為なら自分の恋心さえも抑え込んでももちゃんの幸せを願い、自身は幼い頃からのパティシエになる夢の為に日々修行に励むという一途で真面目な一面も持っている。
これもまた、アイドルは夢を売る仕事だから、とあまり自分の苦労話をせず、芸能活動をしながら有名私立大を4年で卒業した伊野尾くんに通づるものを感じる。

きっと伊野尾くんのファンが集まって伊野尾くんを少女漫画にしようとしたらカイリみたいな人になるんだと思う。それ位、スクリーンの中のカイリに伊野尾慧を見ていた。伊野尾くんも撮影中はカイリと自分に似たものを感じていたらしい。(完成後、客観的に見ると全然似ていないと思ったらしいが。)実際の伊野尾くんは女の子に面と向かって好きだと言ったりしないだろうし、学校一のモテ男というタイプでもないと思う。それでも、アイドルグループの一員として女の子の視線を集め、沢山の人に夢や勇気を与え、胸の内に熱いものを秘めているが、どこか掴みどころがない伊野尾くんにやっぱりカイリは似ていると思う。

だから、カイリがももちゃんを思う度に、カイリが真剣にケーキを作る姿に、カイリの傷ついた横顔を見る度に伊野尾くんのこれまでの活動や思いが蘇ってきて、涙が止まらなかった。
正直、今まで伊野尾くんの扱いや仕事量が不満だったこともあった。でも、最近の伊野尾くんはとってもお仕事に恵まれているなと思う。量というよりも、とても素敵なお仕事を貰えているなと。多分、カイリみたいな役が伊野尾くんに来るということは、私が大好きで、尊敬していて、自慢の伊野尾くんが世間にギャップなく伝わっているんだと思う。私は原作を読んだことがないので、原作の岡安浬は分からないけど、映画『ピーチガール』の岡安浬が伊野尾くんでよかった。そして伊野尾くんの初出演、初主演映画が『ピーチガール』でよかった。

というわけで、伊野尾くんを知っている出来るだけ多くの人に映画『ピーチガール』を見てほしい。
もちろん、伊野尾くんを知らない人も、衣装が凄くオシャレで可愛いし、カイリが作るケーキは綺麗で美味しそうだし、何より出演者がみんな美形でキラッキラしていて楽しいのでぜひ、映画『ピーチガール』ご覧下さい。